立春の過ごし方

 

 

今日は二十四節季の 立春(りっしゅん)です。

 

暦の上では、節分の昨日までが冬で、立春の今日からが春です。

 

  

 

*立春の過ごし方*

 

冬は栄養が不足したり、日照時間が少ない(=夜が長い)ことから骨が弱くなりやすい季節です。

 

骨を作る材料、カルシウムの吸収にはビタミンDが必須。そのビタミンDは太陽を浴びることで合成できます。

 

骨を丈夫にするために、免疫力強化のためにも、今日の立春頃から太陽の光を浴びるようにしましょう。

 

以前テレビ番組で、日本整形外科学会の調査結果が報告されていましたが、関西の人は大腿骨を骨折する人の割合が、全国でも突出して多いそう。

 

理由は、

 

・美白を保つために日差し(紫外線)を過剰に気にしている人が多い

 

・納豆を食べない人の割合が他府県に比べると多い

 

 

からなんだとか。

 

でも先ほどお伝えしましたように、日光を浴びることで骨が強化されるのです。悩ましいところですね。

 

顔に太陽光を当てる必要はありません。手のひらを太陽に向けるだけでもOK。

 

骨密度が気になる方、おひさまの力も借りて、骨を丈夫にしましょう。

 

そして食べ物では、カルシウムの吸収を助けるビタミンD(干ししいたけや魚の干物、きのこ類など)、カルシウムを骨に定着させるビタミンK(納豆やブロッコリーなど)を。

 

 

クラスではいつでもできる 脚力と骨の強化法『かかととんとん』のやり方をお伝えしています。

 

 

 太陽を浴びることでの効果は他にもあります。

 

血圧が安定したり、脳も活性化、認知症予防にもよいそうです。

 

 

春の始まりといっても、まだ2月。寒い日は続きます。

 

引き続き、寒さ対策を万全にし、身体を冷やさないように&あたためるようにしましょう。

 

 

 

*立春の食べ物*

 

春キャベツが出回り始めました。『春』と名がつくのでまさに旬。

 

『キャベジン』という名前の胃薬があるように、キャベツに含まれるビタミンU(別名キャベジン)が、胃腸のはたらきを整えます。

 

また、春菊は気の巡りをよくして、滞っているものを発散してくれる働きがあります。

 

ストレスを感じている方はお鍋にたっぷりの春菊を。

 

他にも旬の菜の花などの青菜をとって、冬に起こりがちなビタミンやミネラル不足を補いましょう。 

 

 

 

今年もスーパーで生のワカメを見つけました(^_^)

 

お店に並んでいるときはまだ茶色で、おいしそうな見た目ではありませんが、お湯にくぐらせたら、驚くほど鮮やかな緑色に変身します(^_^)

 

シャキシャキしていて、香りもよく、とてもおいしいこの時期のワカメ。

 

生のワカメは期間限定のおいしい自然のめぐみです(^_^)

 

精神を安定させるはたらきや、高血圧、高脂血症、動脈硬化の予防にも。

  

旬のものは心と身体を元気にしてくれますから、積極的に食べましょう(^_^)/

 

  

 

春はのんびりするのが自然なことなのだそうです。

 

根を詰めっぱなしにするのではなく、適度に息抜きの時間を。

 

ヨガのクラスにもどうぞご参加ください(^_^)