骨を丈夫にするために

 
 
テレビ番組の収録で落とし穴に落ちた女性タレントさんが圧迫骨折、休養に入ることになった、というニュースがありました。
痩せた人は骨の密度が低めである傾向があり、そのタレントさんも痩せているので、骨折の高リスク群であったのだろうと思います。
  
50歳以上の女性の24%、80歳以上だと半数の女性が骨粗しょう症であると推測されています。
 
50歳というのは個人差はありますが閉経する人もでてくる年齢で、閉経後はガクンと骨密度が下がります。
私たちはタレントではないのでスポンジの敷き詰められた落とし穴に落ちるようなことはありませんが、例えば、転んで尻もちをつくだけでも、骨が弱い人だと、腰椎や胸椎の圧迫骨折は簡単に起こります。
 
 
骨を丈夫にするために、
・適度な運動(かかととんとん、片足で立つ、よく歩く)をしましょう。
・カルシウム(乳製品、大豆食品、小魚)
・ビタミンD(きのこ、サケ、サンマ、きくらげ、干しシイタケ)
・ビタミンK(小松菜、ホウレンソウ、納豆などの発酵食品)
をこまめに摂るようにしましょう。
 
食べ物で摂りにくい方は、サプリメントも活用しましょう。
 
さらにはおひさまの光も利用しましょう。
日光を浴びることで皮膚でビタミンDが作られ、骨を丈夫にします。
 
骨量の低下は避けられないことではありますが、できることを今日から始めることで、骨量の低下を緩やかにできます。
 
私も毎日続けます。一緒に頑張りましょう。